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井本精機を見守ってきた機械と人

2025.04.23

日々のこと

弊社は2024年6月で50周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と、心から深く、感謝申し上げます。

その歴史の中、井本精機を見守ってきた機械と人をご紹介します。

普段の金型加工では、最新のマシニングセンタや放電加工機を使用していますが、
中には歴史ある古き良き機械もあります。

 

汎用旋盤

 

汎用フライス盤

 

汎用平面研磨機

など、いわゆる手動で動かす機械です。

わたしは入社した頃、切削の感覚を養うためによく使用しました。
「これぐらいの送り速度が適切なんだな」
「この径の刃物にはこれぐらいの回転速度が良いんだな」
こういう感覚的なものを、汎用機械を手動操作して感じることによって理解が深まったなと思っています。
NC機械では加工プログラム通りにガンガン進んでいってしまうので、この辺りの感覚はわかりませんからね。

今は使用頻度が低くなった汎用機ですが、
ふと井本社長に「この機械っていつ頃からあるんですか」と伺った際に、「いつからあるんだろうな、50年ぐらいはあるんじゃないかな」という驚きの回答が。
さらに製造年を見てみたら、なんと1960年からある機械でした!!
先々代の社長(現社長のお祖父様)から井本精機と共に頑張ってくれていたのか、大先輩がここにもいたのか。と驚きました。

そして井本精機を見守ってきた「人」、そのうちの一人は、
先代の頃から井本精機に勤めてくれているエンジニア(技術者)さんです。

わたしも入社時から、金型の構造理解から始まり、機械オペレート、加工プログラム、金型設計などなど
本当にあらゆることをこの方から学ばさせていただいています。
この仕事に何十年と携わってきたエンジニア「金型の匠」にマンツーマンで教えてもらえる環境があることは、本当に感謝です。私も技術を継承し、先輩方のようになれるよう、頑張っていきたいです。

また次の機会にこのエンジニアさんについてブログでご紹介できればと思います。

 

ゴム金型、自動脱型装置、エラストマー金型、シリコーン、LSR(液状シリコーン)金型のこと、
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