らせん状の金型ってどんな種類がある?
2024.11.30
先日、お客様より螺旋(らせん)形状の型成型品についてのご依頼がありました。
そこで今回は、らせん状製品の金型にはどんな種類があるのかご紹介しようと思います!
らせん形状の金型には「スパイラル」と「ハスバ」があります。
●スパイラル
スパイラル形状とは、溝が繋がっている形状のものです。
車のボンネットのクッション部品に、スパイラル形状の製品が使われています。
ボンネットを「バンッ」と勢い良く閉める時に、車を守ってくれる・陰で助けてくれている存在のクッション部分にも、実は金型から作られた製品が使われています。
●ハスバ
ハスバとは、溝が繋がっていない形状のものです。
OA機器・印刷機・プリンターなどの給紙ローラー(ゴムローラー)によく使われています。
井本精機では、「スパイラル」「ハスバ」いずれの形状の製品についても金型製作が可能です。
製品写真
金型写真
このように製品の「外径がスパイラル・ハスバ」ということは、金型は外径の逆にあたる「内径がスパイラル・ハスバ」の形状にならなければなりません。
この形状を作り出すためには、製作するための機能が付いた機械があることに加え、製品に関するノウハウや経験も大切です。
そして余談ですが、金型って美しいですね。
この美しさが、精度の高い製品づくりにつながるので、手を抜くわけにはいきません!
このように、弊社では、「内径がスパイラル・ハスバ」の制作が可能です。
井本精機は50年の技術がございますので、皆さまに安心してお使いいただける金型の製作をさせていただきます。
スパイラル形状・ハスバ形状をお考えの方は、ぜひ一度弊社へお問い合わせください!